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能登半島地震の被災の方々にできること

1月1日に発生した能登半島地震の影響は、会社の所在地の河北郡津幡町は断水でしばらくの間不便な期間があったものの正月休みと重なっていたので大きな支障がありませんでした。また個人的にも何も被害がなかったわけでもありませんが生活に支障が出ていることはありません。そして弊社の業務も現在はすべて、被災地の復旧のための業務に就いています。社員(交通誘導警備員)は毎日、時間をかけて中能登町、志賀町、輪島市へ通っています。

少しずつライフライン等も応急的な処置のようではありますが整ってきている報道がされています。しかしまだまだ作業が追い付かずに被災者の大半は、能登の地を離れて避難しています。避難先は様々な地域のホテルや旅館も含まれています。そんな中、3月16日には敦賀までの北陸新幹線の開業日を控え、観光客を迎え入れる準備も含めて避難先の調整に石川県も非常に苦労しているようです。簡単でないことは理解しているつもりではありますが、早く住める場所(生活できる場所)だけでも、確保できればいいのにと思います。

被災された方々の中には、他の市町村の空き家やアパートに移り住んでいる人も多いと聞きます。そして、能登の大きな会社は従業員が避難して出勤できなくて仕事ができなくても給料を支払っているとも聞きます。壊れた家も解体する費用は国や県がみてくれるようですが、家財道具はすべてその前に片付けなければいけないようです。中には車もダメになって片づけたくてもできない方々も大勢いるようです。

弊社でも、何かできないかと思いながらも奥能登地方の広範囲にわたる被災された方々すべてに対してできる力がありません。本当に力足らずで申し訳ありません。

思いついたことが、ほんの一部の方々に限定されますが、1年でも2年でも能登に戻ることができるようになるまでの間、復旧工事の警備員として能登地方に会社所有の軽トラで行ってもらって、業務終了時にその軽トラで自宅を見に行ったり、家財道具を片付けなどしてもらうなど、元の生活に戻る準備を従業員として自分とその家族のためにも弊社を利用してもらうこともありかなと思ったりしています。興味のある方はご連絡いただければ幸いです。

今後も力足らずとあきらめることなく考えていきたいと思います。